第27回神奈川県春季中学校大会　大会結果

普及育成委員会中学担当

4月14日(日)に予選リーグからスタートした標記大会は、本日5月19日(日)に決勝戦・3位決定戦を迎えて、決勝戦で桐蔭学園中学校が慶應義塾普通部を64-7の大差で退けて優勝しました。

優勝した桐蔭学園は、重量感のあるFWは運動量が多くコンタクトは破壊力抜群で、判断の良いSHが良くさばき、ヒットとランニングが強烈な大型両CTBに加え、スピードとパワーでロングゲインを繰り返すバック3。どこにも付け入る隙が見あたらないほど素晴らしいチームです。新人大会より圧倒的な力を遺憾なく発揮してきた桐蔭はこの時期から完全な独走状態で、2位の慶應義塾普通部以下を大きく引き離して一強の感があります。この大会、桐蔭の総得点は実に365点、失点12点という破壊的なな攻撃力は中学ラグビー史上屈指のチーム力と言えます。準優勝の慶應普通部も良く訓練されたタックルとスピードのあるバックスで応戦しますが1トライを奪うのが精一杯でした。関東大会Aブロックでは優勝最有力しされている桐蔭学園。大活躍が期待できそうです。

もう1試合の3位決定戦、柏ヶ谷中学校 vs 関東学院六浦中学校は、元気いっぱいの柏ヶ谷がのびのびとプレイして、31-0で完封して待望の3位入賞を果たしました。予選Bリーグで慶應普通部との一戦は、後半に猛追して試合の行方をわからなくさせる程までに追い詰めました。運動量が豊富なFWとユニークな発想のBKのバランスが良く、特にプレースキッカーはこの大会90%以上の成功率で神奈川中学校ベストキッカーです。関東学院六浦も準決勝では、慶應を試合終了直前までリードしながら、同点トライと逆転ゴールを許して10-12で悔しい敗戦を喫しました。訓練されたモールでのトライは見事でした。

以上桐蔭学園と追従する3チームが6月8日に開幕する『第64回関東中学校大会』に参戦します。毎年レベルアップする神奈川ジュニアの実力を関東の舞台で胸を張って披露してほしいと思います。スクール共々神奈川ジュニアの活躍に温かい応援をよろしくお願いします!

優勝	桐蔭学園中学校
準優勝	慶應義塾普通部
3位	海老名市立柏ヶ谷中学校
4位	関東学院六浦中学校

第27回 神奈川県春季中学校大会 (第64回関東中学校大会予選)

第27回神奈川県春季中学校大会　(第64回関東中学校大会予選)