関東大学春季大会Aグループの帝京大学vs流通経済大学戦
マッチレポート

「平成26年5月11日、晴天のニッパツ三ツ沢競技場で、関東大学春季大会Aグループの帝京大学vs流通経済大学戦が行われました。連日の晴天でグランドの状態は良好、気温24℃、湿度21%と初夏のような日差しの中試合が行われました。前座試合は神奈川県内の横浜ラグビースクール、藤沢ラグビースクールの小学4年生のちびっ子ラガーの熱戦が行われました。両チームは元気一杯なプレーを展開し、スタンドからも熱い声援が響いていました。

本日の試合は昨年の覇者で、今期の春季大会も中央大学・大東文化大学に大差で勝利し、勢いを増している帝京大学に中央大学・慶応大学をくだして同じく2連勝中の流通経済大学の対戦となりました。14時に流通経済大学のKOで開始、
帝京がモールで持ち込み、ラインアウトから攻撃に進めるが、流経が阻止。
両者のあついディフェンスを前にトライのチャンスがなかなか生まれない。
試合が動いたのは、前半13分流経12番が右サイドを突破し、
帝京陣22m付近右ラインアウトモールから流経3番が持ち出し、右中間にトライ。このトライが帝京に火をつけた。
前半22分、帝京陣10m中央から帝京9番→12番→13番と右に展開し、14番が中央にトライを決める。
さらに前半25分流経陣22m付近、左ラインアウトのモールから帝京1番が持ち出し、左中間にトライ。

同じく前半25分、帝京15番の速攻を流経8番が阻止するも、ノーバインドタックルとの判定。
シンビンとなった。
前半29分、流経陣22m付近中央から帝京9番→10番と右に展開し、キックパスから14番がトライ。
続いて前半31分流経陣ゴール前でラックターンオーバーをし、帝京4番がトライ。
順調にトライを決めていく帝京、さらに前半34分流経陣10m付近から帝京9番→10番→8番→7番と右に展開し
7番が中央にトライを決めると、前半39分今度は流経陣22m付近左ラインアウトからまた帝京9番→10番→13番
と右に展開し、13番が中央にトライを決めた。
流経1トライに対し、帝京が6トライを決め、前半を終えた。

後半は帝京のKOで開始。
開始早々、流経が粘りをみせ、流経11番が速攻でチャンスを作るも、トライに繋げず。帝京は早いパス回しで攻めていく。試合が動いたのは
後半16分流経陣10m付近中央から帝京9番→22番→13番と右に展開し、
13番が右中間付近にトライ。さらに後半20分流経陣22m付近中央から8番が持ち出し、中央にトライ。

後半21分、帝京は1番、2番、3番、9番、13番をリザーブ選手に入れ替えし、戦術を変更。そして後半24分にも流経陣ハーフライン付近から帝京21番→22番→23番→14番と右に展開し、14番が中央にトライを決めた。
また、後半27分に流経陣22m付近中央から帝京21番→12番と右に展開し、12番が中央にトライ。ロスタイムは3分、流経は最後まで粘りをみせるもロスタイム2分(後半42分)に帝京陣ゴール前から帝京21番→11番→21番と左に展開し、21番が中央にトライを決め、71対5で、帝京が勝利をおさめ、ノーサイド。
両チームあついディフェンスで攻撃を防いでいたが、帝京の強い攻撃姿勢、的確で速いパスワークがディフェンスを突破し、
今回の勝利となったのではないか。帝京の攻撃で使う範囲の広さ、逆サイドへの素早いパスが印象的であった。」(松井、撮影:松井、飯森)

開催日時	2014年05月11日（日）14時00分　K.O
会場	ニッパツ三ッ沢球技場

帝京大学			流通経済大学
前半	後半		前半	後半
6	5	T	1	0
4	4	G	0	0
0	0	PG	0	0
0	0	DG	0	0
38	33	小計	5	0
71		合計	5

結果詳細