川崎市ラグビースクール ― 幼児を担当して ―
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広報担当 北 口  誠
 私達、幼児担当が心掛けているのは、週に一度グランドに来てくれた可愛いい子供達にラグビーを通して、元気に楽しい時間を過してもらおうと頑張っています。
 当スクールは3歳から幼稚園の年長組までを幼児の対象としています。
 体験入校も含め、週に約20人近くきてくれます。練習内容は、前半はかけっこをしたり、ラグビーボールを使っての鬼ごっこや、ボールを持たせてコーチにあたらせ、あたられたコーチは倒れてトライをさせたりしています。
 また、そういう練習の中で、最近の子供に足りない大きな声を出して意思の疎通を図るということを習慣付けようとしています。
 後半は、ボールの取り合いゲームやタッチされずにゴールまで走り抜ける、通称ブルドックをしています。
 その他、自転車のチューブの輪の中に反対向きに2人を入れて、ボールを持たせてトライさせるゲーム等行っています。
 私達が心掛けてることは、マンネリ化しないようにメニューを変え、人気のあるものを最後にしたりとか、子供を厭きさせないようにしています。
 小さな子供達なのでお父さん、お母さんの協力を得ながら、ラグビーの指導というより一緒に遊んでいるような現状ですが、当スクールの創立からの方針でもある、「選手の養成所ではなく、ラグビーを通して子供達の育成」を念頭において、我々コーチも楽しみ、また、頑張ったことに対して、誉めてあげた時の子供達の自信に満ちたキラキラした笑顔を見るたびに、逆に、励まされて、もっともっと頑張る気にさせられます。

 昨今、外で遊ぶ子供が少なくなってきていますが、子供達が誘い合って気軽に来てくれて、ラグビーというスポーツの内面の良さを、親や子供達にわかってもらえればいいなとおもいます。