日英大学ラグビーフットボール交流試合大会 オックスブリッジ 対 全慶應義塾大学 結果
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事業委員会 丹 治   明
オックスブリッジ 対 全関東学院 戦 公式記録
日英大学ラグビーフットボール交流試合大会結果
横浜開港Y150 慶應義塾創立150年 関東学院創立125周 2戦目

公式試合記録
2009/03/28配信
対戦日 2009/03/28 Kick off 14:00
競技場 ニッパツ三ツ沢球技場 観客数 1732人
天候 晴れ/弱風 グラウンド状態 良い
記録係 康乗克之
レフリー 谷口かずひと sign
アシスタントレフリー 河野哲彦 三宅渉 小堀英之・藤内有己
ドクター 井出野太一・渡辺竜樹
マッチコミッショナー 丹治明 sign
オックスフォード・ケンブリッジ大学
# Name(cm/kg/Age) Pos.
1 ケヴィン ・デイヴィス (183/113/23) FW
2 ダン ・ローゼン (173/98/25)
3 リチャード ・ラットン (183/116/23)
4 コナー ・オキーフ (198/109/28)
5 ロバート ・ペイン (190/109/21)
6 ピーター ・クラーク (185/98/27)
7 トム ・マラニー (183/96/25)
8 クリス ・デイヴィース (193/109/20)
9 ブレンダン ・マッカーチャー (175/86/26) HB
10 トビー ・ヘンリー (177/77/21)
11 ウィル ・ブラウン (180/84/20) TB
12 ウィレム ・クロッパー (188/100/23)
13 ジョン ・バーネット (188/93/26)
14 ショーン ・モリス (175/77/19)
15 クリス ・マホーニー (185/96/27) FB
16 マット ・クロケット (183/103/26) Re.
17 ナイアール ・コンロン (185/110/25)
18 イアン ・ケンチ (195/113/22)
19 ピーター ・ライト (193/115/22)
20 リディアン ・マックギア (172/75/24)
21 フレッド ・バードン (183/87/19)
22 ティム ・カトリング (191/96/22)
23 トム ・グレゴリー (177/92/24)
24 アレックス ・チーズマン (188/96/20)
25 ジョー ・ウィーラー (183/95/24)
※背番号の白抜きはキャプテン
得点
Visitor   Home
前半 後半   前半 後半
1 2 T 1 3
0 2 G 0 1
0 0 PG 1 0
0 0 DG 0 0
5 14 8 17
19 合計 25
全慶應義塾大学
# Name(cm/kg/Age) Pos.
1 金井 健雄 (175/110/24) FW
2 柳澤 秀彦 (171/95/22)
3 廣畑 光太朗 (178/115/21)
4 須長 尚之 (187/106/25)
5 村田 毅 (186/96/20)
6 野澤 武史 (170/100/29)
7 高谷 順二 (183/95/26)
8 竹本 隼太郎 (180/92/25)
9 岡 健二 (165/71/26) HB
10 川本 祐輝 (177/74/22)
11 栗原 徹 (178/82/30) TB
12 瓜生 靖治 (176/83/29)
13 増田 慶介 (183/85/20)
14 中浜 聡志 (181./68./24)
15 小田 龍司 (180/87/23) FB
16 川村 慎 (172/103/21) Re.
17 藤本 啓太郎 (181/107/21)
18 福岡 良樹 (176/105/22)
19 立石 真也 (179/92/21)
20 藤代 尚彦 (170/72/21)
21 竹本 竜太郎 (173/77/20)
22 出雲 隆佑 (181/76/22)
23 金本 智弘 (172/74/20)
24 松本 大輝 (177/86/21)
25 小澤 直輝 (181/92/20)
反則
PK FK   PK FK
7 0 前半 6 0
3 0 後半 3 0
10 0 合計 9 0
Visitor 交替/入替 Visitor 一時的退場 Home 交替/入替 Home 一時的退場
種類 時間 背番号
入替 後半 0分 4 → 18
入替 後半 8分 1 → 17
入替 後半 19分 7 → 24
入替 後半 19分 6 → 25
入替 後半 19分 9 → 20
入替 後半 21分 11 → 22
入替 後半 26分 10 → 21
入替 後半 26分 12 → 23
入替 後半 26分 8 → 19
入替 後半 26分 2 → 16
時間 背番号 内容
前半6分 → 前半10分 4 → 18 出血
種類 時間 背番号
入替 前半 18分 14 → 23
入替 前半 29分 2 → 16
入替 前半 37分 7 → 24
入替 後半 0分 16 → 2
入替 後半 0分 6 → 7
入替 後半 0分 12 → 21
入替 後半 0分 23 → 14
入替 後半 10分 2 → 16
入替 後半 10分 4 → 19
入替 後半 13分 9 → 20
入替 後半 13分 3 → 18
入替 後半 14分 7 → 25
入替 後半 18分 14 → 22
入替 後半 21分 11 → 23
入替 後半 23分 16 → 17
入替 後半 35分 1 → 2
入替 後半 35分 17 → 16
入替 後半 38分 24 → 6
入替 後半 38分 22 → 11
時間 背番号 内容
前半13分 → 前半18分 2 → 16 コンタクト
Visitor カード/処分 カード/処分 Home
種類 時間 背番号 内容
種類 時間 背番号 内容
得点経過 前半Kick off : オックスフォード・ケンブリッジ大学 /後半Kick off : 全慶應義塾大学
前半 チーム名 #.Name  
3分 全慶應 15.小田 PGx 0 - 0
10分 全慶應 15.小田 PG 0 - 3
22分 全慶應 8.竹本 T 0 - 8
23分 全慶應 15.小田 Gx 0 - 8
37分 Oxbri 15.クリス T 5 - 8
38分 Oxbri 9.ブレン Gx 5 - 8
後半 チーム名 #.Name  
5分 全慶應 11.栗原 T 5 - 13
6分 全慶應 15.小田 Gx 5 - 13
23分 全慶應 13.増田 T 5 - 18
24分 全慶應 10.川本 Gx 5 - 18
28分 Oxbri 15.クリス T 10 - 18
29分 Oxbri 23.トム G 12 - 18
33分 全慶應 15.小田 PGx 12 - 18
34分 Oxbri 14.ショー T 17 - 18
35分 Oxbri 23.トム G 19 - 18
37分 全慶應 22.出雲 T 19 - 23
38分 全慶應 15.小田 G 19 - 25
<備考>
  キックオフ前に、青井達也日本協会顧問のご冥福を祈り1分間の黙祷。
最終更新日:03/28(土)16:11
観戦記録
 花冷えのするニッパツ三ッ沢球技場。50年振りのオックスブリッジ2009ツアー第1戦オール関東学院を17-10の僅差で破った後の第2戦は、オール慶応義塾大が相手。22日に逝去された青井達也氏(1959年、オックスブリッジVSオール慶応の主将、キャップ6)の追悼記念試合でもあった。
 開始早々、オール慶応はPGを失敗したが、10分PGをNO.15小田が決め、オール慶応3-0とまずはリード。オックスブリッジはキックで前進し、高さを生かした攻撃。一方、オール慶応は終始スクラムでプレッシャーをかけ、相手動きを封じ、低いタックルで相手の出足を止めていた。22分、相手ゴール前のPKをスクラムに選択し、左に回しモール後、NO.8竹本がトライ。しかし、オックスブリッジは37分、ラインアウトから左に展開し、NO.13バーネットがトライ。その後もオックスブリッジの執拗なラックサイド攻撃が続いたが、懸命のディフェンスでそれを凌ぎ、前半は8-5でオール慶応リード。
 後半、5分オール慶応は相手ゴール前10M付近のスクラムから左に展開しNO.11栗原がトライ、23分にはSH岡が相手防御を抜け出し、ラックからNO.13増田につなぎトライでその差を広げた。その後、お互い負けられない白熱した1戦、ブレイクダウンでのコンテストが激しくなった。オックスブリッジは29分にラック連取からNO.15マホーニーがトライ。34分にはキックをチェイスしたNO.14モリスが50M以上走り、ゴールに飛び込み18-19となり大いに球技場を沸かした。最後に試合を決めたのは37分、ラインアウトから展開し、鮮やかなサインプレーで防御を突破したNO.22出雲。25-19でオール慶応の勝利となり、NO.6野澤(2001年度卒)の現役引退試合にも花を添えることができた。
 一方敗れたとはいえ最後までラグビールーツ国の意地を見せ、激しい当たりを繰り返したオックスブリッジだが、ライアウトの精度を欠き、スクラムでターンオーバーされるなど最後まで修正できなかった。そのことよりもオール慶応のスクラム力、タックル力、集中力が金星勝利をもたらしたと言えよう。1勝1敗でジャパンツアーを終了したが、いつの日かオックスブリッジの再来日が楽しみである。
 今回の企画に際しYC&AC、マイク・ガルブレイス氏は克明にラグビー発祥地、横浜を調査した。生麦事件(1862年)後の横浜駐留英国兵によるラグビーや横浜フットボールクラブ(クリケットクラブに改称、YC&ACの前身)の設立。1870年代に英国人同士でラグビーをしたことや横浜市立港中学あるいは横浜中華街周辺にグランドが存在していた事実を明らかにした。さらに彼は、日本人にラグビーを紹介した人物、E・B・クラーク(日本人の母を持ち、パン屋の息子)と慶応義塾ラグビークラブ理事長に宛てた手紙などを紹介した。いずれ県協会発行、ラグビー神奈川に掲載され予定である。
 この横浜開港150周年記念イベントは、伝えるべきことを閉ざしたラグビー発祥地・横浜を大きくPRすることにもなった。最後に、この企画に際し、ご協賛頂いた方々、関東学院大、慶応義塾大両校のラグビー部ならびに関係者の皆様、ご協力いただいた方々に感謝の意を表します。
(神奈川県協会 長井 勉)
フォトギャラリー

海老名、相模原RSの前座試合

川崎、相模原RSの前座試合

松沢神奈川県知事も観戦に

前座に参加したRSの生徒にエスコートされて両チーム入場

整列後青井達也氏の追悼の黙祷を捧げるオックスブリッジメンバー

整列後青井達也氏の追悼の黙祷を捧げる全慶応義塾メンバーメンバー

観客も起立して黙祷を

試合終了後、知事と会長を含めて
両チームの記念撮影