相模原市ラグビーフットボール協会
会長 松 澤  友 久
 相模原市ラグビーフットボール協会の活動に対しまして、県協会をはじめ、各市協会からご支援、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
 本協会は、平成10年、神奈川国体ラグビー少年の部が相模原市で開催されることとなり、その地元に協会が無いのは寂しいとの声があがったことをきっかけとして、平成5年産声をあげました。
 時をおかず、相模原市体育協会に加盟することになったときには、県協会の温かいご配慮をいただき、スムーズに28番目の種目協会として加盟できましたことを、ここであらためて、心から感謝申し上げます。
 以来10年、小さな種は、皆様のご支援により、芽を出し、大きく成長してまいりました。
 社会人では、三菱重工相模原チームがトップリーグイーストで奮闘し、あと一歩のところでトップリーグ入りのところまできております。
 また、関東大学対抗戦グループの青山学院大学チームは、一部の上位を狙って活躍しております。
 高校では、全国に名をとどろかせた相模台工高が、県立高校の再編により、名前が消えてしまうのは残念ですが、その名前は、歴代優勝校として永遠
に語り継がれることをうれしく思っております。
 新しく誕生する高校が、東海大相模高校チームと再び競い合い、花園で活躍することを祈っております。
 その他、社会人クラブチーム、北里大学、麻布大学もがんばっております。また、青少年の健全育成を願って、活動をはじめた、ラグビースクールも150名の部員を擁し、70名ちかいコーチのもと、楕円球を追っています。
 この子供たちが、ラグビー精神を体得し、立派な社会人になることを期待するとともにいつの日か、花園や秩父宮で活躍する日が来ることを夢みております。

 去る、2月22日、相模原市民会館において、小川勇夫相模原市長、斉藤幸雄県ラグビー協会長をはじめ、大勢のご来賓のご臨席を賜り、「創立10周年記念式典」を開催しました。
 これまでの歩みを、ビデオや写真で振り返り、記念誌を発行いたしました。
 この式典を契機に20周年に向かって着実な歩みを続けていきたいと思います。今後も、ますますのご厚情を心からお願い申しあげます。