厚木市ラグビーフットボール協会報告

会長 石 川  謙 吉
平成14年度の当協会の事業も、神奈川県ラグビーフットボール協会、加盟団体始め、厚木市役所教育委員会、厚木市体育協会等の皆様方のご協力のもと、無事終了することが出来ました。

競技大会の開催としては恒例となりました、セブンスの大会である厚木市競技別選手権大会 兼 第8回 厚木市民ラグビーフットボール大会を11月11日(日)荻野運動公園競技場で開催し、昨年に続きアンリツが市長杯を、玉川ジャンキーズBが会長杯を獲得しました。

本年度、始めて行ないました選手強化事業として社会人/クラブ対象と、ジュニア対象の事業を実施しました。前者は第1回 厚木市社会人/クラブ選手育成強化合宿として忍野村で8月31日〜9月1日にわたり実施しました。元東海大学のコーチにより晴天に恵まれ、60名を越える参加者全員充実した事業となりました。また、同時にレフリーの養成事業も開催いたしました。

後者は、8月18〜20日茅ヶ崎、平塚、厚木のチームと合同で行われ、2日目までは雨にたたられグランドが使用できず室内の練習とはなりましたが、最終日は晴天となり、試合中心の参加者全員充実した事業となりました。

ラグビーの普及活動としては、今年もタグラグビーを中心に実施しました。底辺を拡大するには、従来のラグビーでは家族を含め市民が手軽に参加できないとの考えからです。

第5回 新春タグ・ラグビー大会として1月19日(日)に酒井のグランドで参加者総数150名16チームによるリーグ戦と、リーグ戦の1位から4位のチーム(カップ、トロフィー、ボール、プレート)どうしのトーナメント戦でカップ優勝は汐入ボグワーズでした。父母はじめ家族一般の市民の方もすぐ参加することが出来、6月10日に行われる予定であったわんぱくラグビー祭がグランド冠水により実施出来なかった代わりに、大いに盛り上がりました。

ラグビーの楽しさを基本から学んでもらうため、2月16日、23日、3月9日、16日の4回の親子タグ・ラグビー教室を開催しました。述べ120名が参加しました。

このような普及活動の中で、最大の収穫は、厚木市立森の里小学校で、フレンドリーデーと言う学校行事の中に、タグラグビーが取り上げられた事です。校長先生はじめ、先生方にも、タグラグビーの面白さを当日味わっていただけました。

9月22日(日) 厚木市荻野運動公園競技場で栗田OB、神奈川不惑、地元の近隣のOBを始めとして100名以上を超す、35歳以上の往年の名(迷?)プレヤーが一堂に会し、第2回マスターズ大会が開催され、生涯スポーツとしてのラグビーを楽しむことができました。

上位チームによる試合も当協会内で実施されるようになり、関東社会人1部の公式戦が行なわれました。厚木荻野運動公園で久し振りに行なわれた、当協会所属の地元の栗田工業 対 ヤクルトの公式戦に、観客席は運動公園に来たスポーツ愛好者を加え総勢300名を越す参加者が大いに歓声を上げていました。

厚木市酒井スポーツ広場で関東社会人2部 東芝エンジニアリング 対 廣屋の試合他がありました

今後も、当協会は、競技大会の実施、選手強化、指導者養成、ラグビーの普及等の事業を中心に地域密着型のラグビー活動を目指していきます。関係諸氏のご支援とご鞭撻を宜しくお願いいたします。