レフリー委員会平成14年度活動報告
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委員長 斎藤 直樹
 レフリー委員会では年間を通しスタッフ会議を開催し日本協会、関東協会からの情報の交換・活動の充実をはかり、県内各委員会毎の情報を基に県内レフリーのレベルアップに努めております。

 本年度は、7月のルール伝達講習、9月のシーズンイン研修、3月のシーズン総括研修を行い受講者には自己のレフリングの指針、確認に十分役立つ内容であった。今後もこのような研修の機会をもうけ各自のレベルアップに努めて行きたい。
 また、強化の面では日本協会トップ研修会に相田真治、森勝義、小野塚隆の3名がエントリーされ本年も同ランクで認定されております。昨年度、河野文高、今給黎俊之、池原伸弘が3地域トップレフリー研修会に参加しており、河野、今給黎がA2認定を受けております。

 関東協会主催にてレフリーコーチの動きが強化されておりアセッサーとして本県より伊藤隆、長井が担当した。対し強化レフリーとして今給黎、池原、佐藤武、河野、加藤善、武田友が県内外の試合においてアセスメントを受け研修を行った。今後強化メンバーの増強を図っていく予定をしております。

 関東協会公認レフリー認定講習会(B級 菅平にて)には三宅渉、馬木紳次、藤田和宏、清水塁の4名が合格し今年より合格基準が高いレベルになった中で県の期待に答えていただけた。また今後 大学、社会人、クラブ他公式試合の担当を経験し更に活躍を期待したい。

 県レフリー強化合宿は8月27日より2泊3日で行われ28名が参加し直前に迫ったシーズンへの準備のため最終の自己のレベルアップに役立たせ充実した内容であった。

 研修、強化の成果として前述の通り各地区リーグ、対抗戦又、全国大会には日本協会公認 相田、 森、小野塚(A、A1)3名が割当され関西、九州協会の主催試合にもレフリー担当をした。

 これらトップレフリーを筆頭に県内外において各レフリーにて年間を通し社会人、大学、高校、クラブ 、中学の各リーグで900を超える試合を担当しております。

 関東協会 主管試合にはA2の今給黎、河野の2名、Bトップの池原、佐藤武、加藤善の担当実績があります。 上位試合のタッチジャッジについては県内開催のゲームを主に30名のメンバーが各ゲームで担当。

 本年の実績に関しては県協会の方々他には今まで以上にご人力をいただき、他県協会からも本県レフリーに対し大変高い評価をいただいております。

 平成15年度レフリー強化研修は、B級認定講習会へ3名、夏季強化研修合宿へ30名、各大会へ多 数派遣しレベルアップをはかると共に、県内レフリーの強化、県公認レフリーの充実、指導及び普及に 益々力を入れて参ります。

 県内登録のレフリー各自にはこれまでのレベルを更に向上させるよう努めてもらいたい。レフリングの レベルアップこそ協力いただいている皆様への恩返しだと思っております。又、試合におけるレフリーの立場も時代と共に変化しそれに対応することが使命であります。情報にはくれぐれも注意し集合研修には積極的に参加をするよう努力願いたい。

 これをご覧になられてレフリーに興味、意志のある方がいらっしゃいましたらぜひ県公認の認定を受けられて実際の試合を担当してみてはいかがでしょうか。きっと今までとは違った視野でラグビーに接する事ができると思いますし、県内には公認レフリーとして活躍する場がたくさんあります。我々レフリー委員会では毎年レフリーライセンスとして初級になります神奈川県協会公認レフリー(C級)の認定講習会を行っており、県内1チームに1レフリーを目指し努力しております。

 最後に、本年度も県内レフリー強化の実技に当っては、試合、グラウンドを提供下さった関係の方々にこの場をお借りして深く感謝をしお礼申し上げます。

 県内では、企業、学校、クラブ等登録チームも多くシーズンにもなると多数の試合が開催されています。今後もあらゆるレベルに対応したレフリーを多く育成していきたいと考えておりますので県協会他関係の方々及び県内チームの皆様には今まで以上のご支援、ご協力を賜わります様宜しくお願い申し上げます。