会 長 挨 拶

 

 神奈川県ラグビーフットボール協会
会長 斎藤 幸雄

 平成13年度の神奈川県ラグビーフットボール協会の運営・事業の推進につきましては、加盟各チームのご理解と支部協会のご協力、協会理事ならびに各委員会の皆様の献身的なご尽力のお蔭で無事修了することが出来ました。心から感謝を申し上げます。

 とくに、蜂谷常任理事に中心となってスタートしていただきました医務委員会ですが、43試合にマッチドクターを派遣していただき、試合報告書のデーター収集、分析、結果の報告、ならびに安全対策の啓蒙にご尽力いただきました、心からお礼を申し上げます。

明るい話題として、関東学院大学が大学選手権において早稲田大学を破っての、2年連続4度目の優勝を成し遂げられたことと、タマリバクラブが東日本クラブ選手権大会で優勝を勝ち取ってくれました。心からお祝いを申し上げます。

先日開催された関東学院大学の祝勝会の席で、夢の3連覇達成に再度挑戦し、必ず達成するとの約束を取り付けてきました。今年は3連覇が目標ですが、今のレベルを維持するのではなく、社会人の壁を乗り越える心構えで挑戦し続けて下さい。

協会も側面から応援させていただきます。

長らくお待たせしておりました県協会のホームページですが、パソコン委員会のご努力で、既に開設している都道府県協会のホームページに比べても、恥じない、内容の濃いホームページが出来上がったと自負しております。多くの方々にご利用いただけるように期待しております。

 県教委・県体育協会からの委託事業である「一環指導体制推進モデル事業」も2年目を迎え、強化委員会を中心にラグビースクール・中学・高校・コーチソサエティー・ドクターとの連携組織が効を奏し、様々な取り組みの中で大きな成果を上げ、その内容をまとめた報告書も出来上がりました。

 今年は、最終研究年として、報告書の内容に基づき実践研究・検証して、さらに、多くの方々からのご意見もいただき、最終報告書として、「神奈川県ラグビーフットボール一環指導マニュアル」を作成してまいります。
 横浜の市立小学校では、タグラグビーが、今年からボール運動の一つとして、体育の授業で取り扱われることになったそうです。夢のような嬉しい話しであります。

これまでの、コーチソサエティーを中心にジュニア・ミニ・タグ等ラグビーインストラクターの皆さんの献身的な、そして、地道な活動が身を結び、花が開き始めた象徴的な話題であります。まだ、タグラグビーをご存知のないラグビー関係者の皆様、是非、試合をご覧になってください。タックルがなくても、ラグビーのおもしろさが伝わってくると思います。

県協会は、時代や社会が変わっても「変えては成らないもの」と「変えなくては成らないもの」、さらに、「加盟チームが主役」を明確に打ち出し、協会加盟の全チームの指導者・選手やマネージャーの意見や思いが反映される協会運営を目指します。

これからは、競技スポーツの視点だけでなく、生涯スポーツとしての視点を重視する中で、タグやジュニアラグビーから不惑クラブまで等、「生涯、ラグビー競技者」を重点施策と定めて、関連事業を推進してまいりますので、ご支援・ご協力をお願いします。

協会運営に対するご意見・ご提言もお寄せください。

神奈川大学ラグビー部創設記念