実力伯仲の決勝リーグが展開中の『第12回中学校新人大会』は、本日2月21日(日)最終日を迎えました。
東海大学を会場で行われた第1試合・桐蔭学園 対 慶應普通部。3戦全勝同士で迎えた頂上決戦は、サイズに勝る桐蔭がやや有利の戦前予想でしたが、テンポのよい攻撃としぶといディフェンスから慶應が先制します。桐蔭が1トライ返し7−5から終了間際、慶應が1トライ追加で14−5で前半終了。後半はミスの目立った慶應BKの乱れを見逃さず、たたみかけるような4連続トライで桐蔭が一気に試合を決めました。 ファイナルスコア29−14、鶴川新主将率いる桐蔭学園が新人大会を全勝で制しました。
　第2試合は勝った方が3位決定、関東学院中学校 対 関東学院六浦中学校の因縁の『兄弟対決』となりました。スピードランナーを擁する三春台（関東学院）に対し、高い精度で愚直にFW戦で対抗する六浦、見応えのある一戦となりました。双方一歩も引かないまま12−12で迎えた後半8分、1チャンスのターンオーバーから11番WTBが快足を飛ばしてゴール前へ、よくフォローした10番が価千金ののトライで17−12、六浦最後の猛攻にも耐えてノーサイド、軍配は三春台に上がりました。
　5チームによる決勝リーグは質の高い接戦が多く、5位で終えた日大も桐蔭と14−7の僅差の大接戦を演じるなど非常に充実した大会となりました。今後の課題は予選で敗退したチームのレベルアップが急務となります。『チャレンジリーグ』等、試合機会を増やして大いに盛り上がる大会にして行きたいと思います。

　たくさんの応援に心から感謝いたします。