クラブ委員会報告
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クラブ委員会 委員長 長井 勉
1. 秋季クラブ大会の結果
  9月上旬から始まった秋季大会(24チーム参加45試合)は12月中旬無事に終了した。1部は安定した力を見せた湘南プレーボーイズが全勝優勝。準優勝は1部に昇格したばかりのブラックホース(県立横須賀高OB)が混戦を抜け出した。2部優勝は、若さと勢いあるJ-EAGLES(県立希望ヶ丘高OB)。優勝戦では返り咲きを狙っていたJSKSを15-13で辛勝した。3部は新規加盟の林チルドレンと揶揄されるハーキュリーズ(慶応義塾大OB)が圧倒的な力を見せ優勝し、次大会2部昇格となった。準優勝はバイソンズ(相模台工高OB)を破り、勝ち上がった玉川ジャンキーズとなり、再度2部に返り咲いた。ご協力頂きました関係者の方々、レフリー、海老名市協会、相模原市協会に御礼を申し上げます。
さて、2012年度春大会は4月上旬から開始されるが、1部では東日本クラブ大会出場を賭け、昨シーズン優勝のSHARKS,タイセイハウジーレッズ、湘南フジの出場組に秋大会優勝の湘南プレーボーイズが挑む様相になりそうだ。
大会運営のクラブ委員会としては、クラブ独自の安全対策やチームの運営力の向上をお願いしながら、「地域に何ができるか」など含めた神奈川版「クラブ憲章」を構築していきたい。それは、言い換えれば「クラブ組織継続に必要なことは何か」でもある。
2. 2011第8回東日本大会トーナメント結果
  11.27、SHARKSがサッテツクラブ(北海道)を破り優勝し、12.25に新トップリーグ(4から7チーム)入りをかけて、マンダラ東京と対戦したが持ち味を発揮できず完敗。来季は再び県春大会予選からの参戦となる。
3. YC&AC チャレンジマッチに勝利し、来季新TCLへ
  東日本トップクラブリーグ、ディビジョン2を3勝1敗で終え、チャレンジマッチに挑んだYC&ACは、1月8日、常総クラブと対戦。前半もたついたもののSOハンシーやNo.8テトローらの個人技で後半突き放し25−5で勝利した。この結果、来季は7チームで構成される新クラブトップリーグに参戦することになった。今シーズン、少なからず震災の影響もあり、また11月にはNZワールドカップ観戦などで帰国するメンバーもいた中、個々のフィジカル面での強さで勝ち抜いた。選手層や運営スタッフの課題も少なくはない。
4. 神奈川タマリバクラブ情報
  神奈川タマリバクラブがJRFU戦略計画(2010−2019)の一環としてのセブンズブロックアカデミーパートナークラブに認定され、昨年4月から県協会指導の下、クラブ委員会がサポートすることになった。神奈川セブンズアカデミー設立をめざし、4回の練習会を県内ラグビースクールの協力により開催し、8月には神奈川タマリバクラブ対日本セブンズ選抜試合観戦も行った。また昨年11月のセブンズトライアルでは、鵜川志保選手をJRFUに推薦することができた。各回共に神奈川タマリバクラブ冨野GM他選手の皆さんの献身的な指導により少しずつ成果を上げている。
なお、神奈川タマリバクラブはトップリーグ戦で駒場WMMに1敗を喫したが決勝での再戦を征し、東日本トップクラブリーグデビジョン1で優勝した。さらに全国大会に進み1月29日、関西代表六甲クラブに挑みクラブ日本一を目指す。